今回は、国際恋愛カップルが日本で同棲するときの住宅事情についてお話ししていきます
先日、わたしはアメリカ人の夫と一緒に不動産屋さんへ行って、賃貸の物件探しをしてきました
外国人パートナーとの物件探しは、簡単ではないということを改めて感じたので、今回の経験をお話ししていきます
ちなみに都心ではありませんが、わたしたちは都内で物件を探しました
外国人は家を借りにくい?
単刀直入に言いますと、日本では外国人は家を借りにくいという現実があります
今回、不動産屋さんへ連絡したのはわたしで、外国人の夫がいることは伝えていませんでした
当日、不動産屋さんへ夫と行ったので、その時に外国人パートナーがいることが自然に伝わったという状況でした
電話予約した時点で気になる物件を5件伝えていたので、早速その5件のお話しになりました
1件はすでに埋まってしまったとのことで、4件の物件について担当者さんから説明がありました
物件の見学の前に、それぞれの物件を扱っている不動産会社へ連絡し、外国人の入居がOKかどうか聞いてみますとのこと
この際、必ず聞かれるのは、どのくらい日本語が話せるかということです
追加情報として、国籍や人種を聞かれることもあります
理由としては、外国人の入居を嫌がるオーナーさんがいるからということでした
1件目 不動産会社の判断で、即お断り
2件目 元々外国人OKの物件でした
3件目 不動産会社からオーナーさんに聞いてみるとのこと→オーナーさんNG
4件目 相談
結果、外国人パートナーがいるという理由で4件中2件のみ見学に行けるようになった、というわけです
4件目の回答の「相談」というのは、「保証会社の審査が下りればいいですよ」といったニュアンスだそうです
1件目で即断れたときは、とてもショックでした
夫はなにも言わず冷静でしたが、ちょっと顔がこわばった気がしました
きっとわたしよりもショックだったと思います
また、オーナーさんにお断りされた件ですが
過去に外国人が入居していたことがあったため、不動産会社的には「今回も多分大丈夫だと思います」という感じだったそうです
ですが、オーナーさんは「過去に入居していた外国人のマナーがあまり良くなかったから今回は外国人は入れたくない」という回答だったとのことでした
なぜ外国人の入居が嫌がられるのか?
一概には言えないのですが、不動産屋さんから聞いた話だと、以下のようなトラブルの前例が理由となっているそうです
- 日本語が話せないと、コミュニケーションが取れない
- ゴミの分別や出し方がルールに沿っていない
- 人を呼んでパーティを開き、近所迷惑となる
- いつの間にか居住者が増えている
- 中華料理など油をよく使う料理をして、キッチンが汚れたり、換気扇をダメにしてしまう
- 上記のようなトラブルを注意しても、理解できていないのか、守ってくれない
- 家賃が未払いのまま、母国へと帰ってしまう
これらのような、困った賃借人というのは日本人にもいると思いますが、外国人というレッテルで決めつけられてしまうのは、ちょっと悲しいですよね
ですが、これが現場のようです
同棲は家を借りにくい?
カップルの同棲はいわゆるルームシェアということになるでしょう
今回わたしが訪れた不動産屋さん情報だと、ルームシェアを受け入れている物件は全体の20%ほどだとのことです
オーナーさんがルームシェアを嫌がる理由としては、どちらか一方が出て行ってしまった場合に家賃が払えなくなるのではという懸念があるからだそうです
カップルで同棲するための部屋探しの際には、「婚約している」または「結婚の予定がある」などと伝えるとオーナーさんが安心するかもしれません
外国人パートナーが不動産屋さんへ行く前にしたいこと
日本語力をつける
オーナーさんが一番気にするのは、どのくらい日本語が話せるのかということだということです
不動産屋さんの話についていけるくらいの日本語力があれば、オーナーさんも安心できると思います
きちんとした格好で行く
見た目で人を判断するべきではないですが、同時に「人は見た目が9割」という本があるように見た目も大事です
不動産屋さんへの印象を少しでも良くするために、いつもよりちょっときちんとした格好で行くことをおすすめします
夫は腕にタトゥーが入っていますが、不動産屋さんへ行く際は隠していきました
わたしはなにも考えていなかったのですが、夫が自主的に判断していました
今のオーナーさんへ推薦状を書いてもらう
今、外国人パートナーが日本にすでに住んでいるのであれば、今のオーナーさんへ推薦状を書いてもらうようにお願いしてみるのもいいと思います
気に入った物件のオーナーさんが推薦状を外国人入居の判断へ考慮してくれるかどうかは分かりませんが、持っていっても損はしないでしょう
国際恋愛カップルの同棲にはオークハウスがおすすめ
なかなか物件が見つからないという、国際恋愛カップルにはオークハウスがおすすめです!
オークハウスでは、外国人が入居しやすいなどの以下特徴があります
性別・国籍・職業・収入による制限なし |
保証人・保証会社不要 |
敷金・礼金・仲介手数料・更新料不要 |
全ハウスマネージャーが英語での接客可能 |
入居者データとして、男女比、年代比、国籍比などが見られるのも、普通の不動産屋さんとは異なるところです
まとめ
今回は、国際恋愛カップルが日本で同棲するときの住宅事情についてお話ししてきました
外国人パートナーがいると、通常よりも借りれる場所が少ないという現実があります
東京都内での物件探しの体験談でしたが、地方だと、もっと借りられる場所が限られてしまう可能性もあるのではないかと思います
国際恋愛カップルの同棲用の住居を探す際は、時間に余裕を持って根気よく探してみてください